ソフトに死んでいる 兼業主婦は 発光体

あえて抵抗せず子育て中。最近は自己満足な絵をかいています。

泣く人

朝。泣いている。泣きながら不満を言っている。

 

息子ではない。

場所は職場である。泣いているのは大人。40歳男性だ。

 

50人以上が働いているフロアに

40歳男性の泣き声が響いた朝。

男性の隣に冷静に正論をぶちかます男性。

その周りを40−50代の男性が黙って取り囲んでいた。

 

なんだこの地獄絵図。

 

ちょっと扱いにくい人とフロア内では有名な人で

仕事がうまくいかないとトイレに閉じこもったり、ドラマチックな書き置き残して帰った・・と思ったら車に閉じこもっていたり

一度休憩所の隅にゴミが置きっぱなし・・と思ったらうずくまっていた彼だったことがある。

5歳の子を持つ親として見ると、ああ、うちの子こんな感じかも・・と思う。

でも、先日聞いた彼の鳴き声を聞いて「ああ、うちの子こう泣かなくなったなあ・・」て薄ぼんやり思っていた。

 

それが彼の選んだ生き方なのだろう。

否定する気はない。それで生きていればいいのだから。

ただ、身近にいるのは考えられない。

息子がああいうふうにならないよう、子育ての方法を考える。