妄想の行く末にある期待をぶん殴りたい
子供の頃から自分は妄想する癖があった。
夢見る少女だったかもしれないが、現在は妄想おばさんである。
幸いなことにまだ妄想と現実の区別はついているけど
妄想の中で起きた期待を現実に持ち込んで、現実と妄想の差にがっかりすることがある。
ここ数年、その差にがっかりすることが自分の生きていく上でのストレスの大半になっている気がしている。
おばさんの歳になり、妄想を膨らませていても自分の立場を弁え「現実ではこうはならない」とすぐ気持ちを切り替えるんだけど
頭の根底には妄想が深く太い根を張っており、シンプルに困っている。
たまに妄想に近いことが起こったりするもんだからタチが悪いのよ私の妄想は。
もうおばさんなのだから、何かに憂い期待することなく、低い現実の中で生きたい。