ソフトに死んでいる 兼業主婦は 発光体

あえて抵抗せず子育て中。

兼業主婦と妊活中の闇

(個人的な見解ばかりです。そして長いです。)

 

世の中は不条理だ。

だから人それぞれ色んな人生があってみんな違ってみんないいんだと思う。

 

私は不妊治療経験者です。

それを経て息子を授かっています。

 

夫と結婚し、四年目で息子を授かり、そのうち最後の半年間は不妊治療の為にクリニックに通っていました。

多分、「不妊治療」で息子を授かるまで半年ってのはかなり早い方だと思います。

その事を知る人はほとんどいません。

 

不妊治療については後ほど書く事にして…。

私は日記をつけていて、当時を読み返したのと、最近読んだネットニュースで「あ、そうだったなあ」と思ったことがあったので書きます。

ちなみにこれといって着地点が定まらない事です。

 

私たち夫婦が妊活(避妊をやめること)を始めてから「あ、これはやばいのかな」と思ったのは不妊の定義が子作りしても至らない期間が2年から1年に変わった頃でした。

それから不妊治療に踏み切る迄、急に子連れのファミリーや妊婦さんや芸能人の妊娠のニュースが目につくようになりました。今まで見てもなんとも思っていなかったのに、「いいなあ」と羨ましく思う気持ちと、自分たちの家族計画が思い通りに進んでいないことの焦りに拍車がかかった複雑な気分になってました。

 

当時の日記には、闇が見え隠れしていました。

 

クリニックに通い始めた頃、たまたま読んだ雑誌に不妊治療を経て妊娠、出産した有名人のインタビュー記事が載っていて「ああ、そんな苦労もしてたんだな」と読んでいたけど、記事の後半に「私の経験を知ってもらい、今妊活している人の励みになれば」みたいな事が書いてあって、まさに私に向けて書かれた記事なんだと思う反面「何が励みだ。どうせ貴女は妊娠できたんでしょ」って冷やかに思う自分がいました。全然励みにならなかった。逆にイライラしてしまった。

 

そんな自分に気づいた時、その気持ちは内に秘めなくてはいけないなと思うと同時に妊活って夫婦でするものだけど女としては私だけで、なんだか孤独。でもきっと仲間とか同志を作っちゃいけないな。と感じたのでした。

 

この頃の日記にはドス黒い闇が丸見えでした。

 

その頃、二人の子供を持つ先輩(結婚、妊娠、出産がかなりトントン拍子)がなかなか妊娠の報告をしない私を心配して子作りに強い占い師(祈祷師?)を紹介してくれた事があって、クリニックに通い始めた事を言えなかった事もあった。(祈祷はお断りした)

人それぞれ人生観が違うように、妊活への価値観が違う人もいるんだなと知って余計に孤独と複雑な思いを感じた。

世の中は不条理。思い通りに進む人生は無い。

 

 

仕事をしながらクリニックに通うのは大変だった。夫婦で通っていたけど主に通うのは私になるしフレックス勤務の職場だから融通は利いたほうだったが、やはり月に2度3度遅く出勤したり早く退社したりするのは目立つ職場だったから気持ちがしんどかった。

妊活してまーす!治療してまーす!

と宣言できたらどんなに気持ちが楽だろう。と思ったができなかった。

 

たった半年通っただけ。それでも後半はしんどかった。不妊治療やめたいと思ってた。

この頃の日記は生活でも仕事についてでもダメな事しか書いてなかった。

時に落ち込み、やけくそになったり、酒に頼ったり。

最後の生理になった時、夫に泣きながら報告した。病院通うのやめようかなあと話した。

夫がその時どう考えてたかは分かんないけど、「もう一回通ってくれないかなあ」とお願いされた。

その時、なんだか気が楽になった気がした。あと一回という言葉が、あと一回頑張れば終わり。みたいな感じで。

 

そして今に至るのですが、今でも不妊治療とか子宝祈願、妊娠菌とかそういった類の話を聞くと妊活中の頃の闇がふつふつ出てきてモヤモヤしてしまう。

特に不妊治療はお金になるからCMもかなり増えたしね。妊娠菌云々も、需要があるから供給する人が出てくるのだし。

 

朝の散歩で顔見知りになった女性がいて、その人は私と同年代の息子さんがいて不妊治療の末に授かっている。

当時は大きい病院しか不妊治療は扱ってなくて、通うのもすごく大変で治療費も今より高かったみたい。ネットみたいに手軽に知るすべもないし、今よりも風当たりが強かった。

だから「今はいい時代よ」なんて言われた。

確かにそうかもしれない。でも今は簡単に、むしろ勝手に手に入ってしまう情報に心揺さぶられ追い詰められる事は増えたと思う。孤独なのは変わらないし。

 

そんな時にたまたまついてたテレビに不妊治療を経て妊娠して高齢出産を控えた女優さんのインタビューをやっていて

不妊治療のつらさを話していたんだけど

ロケのある日は朝5時に病院に行って大変でした。

って言っていて。

朝5時に病院開けてくれるなんて一般人じゃやってくれんし!

と、モヤモヤ。

芸能人がこういう事を言って、励まされる人がいるんだろうか。と思ってしまう。

 

私よりも長い期間、妊活をして、不妊治療してる人なんか凄い多いだろうし、不妊治療に通うのが現実的じゃなくて諦めた人も、今高温期に期待し、生理に落胆している人だっている。

 

孤独だけど孤独じゃない、始まりも終わりもない、ただ漠然とした期待と落胆を繰り返す。でもその期間は無駄じゃない、先には何か見えるはず。

妊活はじめて焦り始めていた自分へ、今の自分が言える事は

気を楽にしろ

って事しか浮かばない。

闇闇日記を書いていた頃の自分には、かける言葉は見当たらない。

でもその頃の自分がいたからこそ今の自分がいるのだなと思う。

生きやすくなったかと言われたら謎だけど。

 

とりあえず…

 

ここまで長ったらしい駄文を読んでくれた全ての妊活中の方に最高の幸せが届きますように。

来月あたり、アレかもよ!